関西電力は2021年2月に公開した「ゼロカーボンビジョン2050」の中で以下を宣言している。
具体的な取組み内容については以下の通り。
関西電力グループは、2050年のゼロカーボン社会実現に向けて「ゼロカーボンエネルギーのリーディングカンパニー」としてグループのリソースを結集するとともに、お客さま、ビジネスパートナー、国や自治体、研究機関等と連携して、次の3つの柱に取り組む。
安全確保を前提に、全ての電気をゼロカーボン化し、エネルギー自給率向上による安定供給や経済性を同時に達成できる電源の最適な組合せの実現を目指す。
分散型エネルギーリソースの活用やレジリエンスの強化等、多様化する社会ニーズも踏まえて再エネを最大限導入・主力電源化し、それを可能にする送配電系統の高度化、出力安定性に優れエネルギー密度が高い原子力エネルギーの安全最優先を前提とした最大限活用、再エネ大量導入に必要な調整力等に優れた火力のゼロカーボン化に取り組む。さらに、国際的なゼロカーボン化に貢献する。
また、ゼロカーボン社会の実現に向けた送配電事業については、電気を安全・安定的に届けることを前提に、送配電事業が持つ技術・ノウハウ・資産を活かし、デマンドサイドとサプライサイドの取組みを加速させるとしている。