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2050年カーボンニュートラル実現に向けた取組(その9)
~九州電力~

九電グループは、2021年4月に策定した「九電グループ カーボンニュートラルビジョン2050」において、2050年のカーボンニュートラル実現への挑戦を宣言するとともに、エネルギー需給両面の取組みとして2つの柱を設定し、「電源の低・脱炭素化」と「電化の推進」に挑戦し続け、九州から日本の脱炭素をリードする企業グループを目指している。そして、九電グループが目指す2050年のゴールを明確にしたうえで、バックキャストにより2030年の経営目標(環境目標)を上方修正するとともに、これらの達成に向けた具体的行動計画を含む「アクションプラン」を策定した。

アクションプランの中で、九電グループは「事業活動を通じて排出されるサプライチェーン全体の温室効果ガス(GHG)を実質ゼロ」にして、「電化を最大限推進し、環境にやさしいエネルギーを安定的に届けるなど、社会のGHG排出削減に貢献する」としている。また、「これらの取組みを通じて、九電グループはカーボンマイナスを2050年よりできるだけ早期に実現する」としている。

2050年カーボンニュートラル実現に向けた取組

供給面では「電源の低・脱炭素化」を柱にした設定した。まず21~25年度の間、ゼロエミッション電源の比率を高める方策などに5,000億円を投じる。その内半分を再生可能エネルギーの開発に充て、洋上風力発電の推進や蓄電池の有効活用などに取り組み、再生可能エネルギーの主力電源化を目指す。発電時にCO2を排出しない原子力発電も目標達成に向けて最大限利用する。また、火力発電のCO2排出ゼロを目指し、水素・アンモニアの適用、CCUSといった新分野への挑戦も検討していく。

需要面では「最大限の電化」に向けた動きを加速する。50年までに家庭・業務用部門について、電化率を100%としたい考えだ。家庭用部門ではオール電化を基本として、AIやIOTを活用しながら「安心・安全・快適・経済的で地球環境にやさしいライフスタイル」を提案する。業務部門ではヒートポンプシステムの提案などを進める。産業部門では幅広い温度帯の熱需要に対する電化に挑戦。運輸部門ではEVカーシェアリングサービスの提供による普及拡大に力を注ぐ。

2050年カーボンニュートラル実現に向けた取組
2050年カーボンニュートラル実現に向けた取組
2050年カーボンニュートラル実現に向けた取組

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