今月19日に掲題のセミナーが環境省及び(一財)日本環境衛生センター主催で会場セミナー及びオンラインの形式で開催されました。
概要は下記の環境省H Pで紹介されています。
「平成31年4月に環境省が発出した廃棄物エネルギー利活用計画策定指針に示しておりますように、廃棄物の持つエネルギー源としての価値を最大限に活かし、ごみ処理を通した地域への多様な価値の創出を実現していくためには、施設整備等のできるだけ早い段階から、様々な関係者が連携して、地域における廃棄物エネルギーの利活用に関する計画を策定することが必要です。
環境省では、市町村の廃棄物エネルギー利活用に関連する担当者(廃棄物管理、温暖化対策、エネルギー、まちづくり政策など)や関連する民間事業者等に対して、今後更に廃棄物エネルギー利活用の普及促進を図ることとしており、本説明会において、廃棄物エネルギー利活用計画策定指針を中心に、一般廃棄物処理の脱炭素化に向けた環境省各種マニュアル等についての内容や、廃棄物エネルギーの利活用に係る各地域の先進的な取組事例などを紹介します。
市町村の担当者をはじめ廃棄物処理に関わる関係者の方々等の御参加をお待ちしております。」
プログラムは以下、
小野田教授の講演では脱炭素社会実現に向け、大きな関心事として、
また、廃棄物等エネルギー利活用に向けた方向性として、以下の項目をあげていた。
廃棄物エネルギー利活用取り組み状況については、各自治体から次の事例が紹介。
「地域循環共生圏」をキーワードとして、廃棄物処理施設の新たな役割を模索する方向性や事例を紹介する貴重なセミナーでした。持続可能な廃棄物適正処理確保を目指しつつ、災害・気候変動への対応、地域での連携拠点を目指す廃棄物処理施設の可能性や位置付けを考える機会となりました。
【参考資料】環境省H Pより