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水力発電所の諸元

水力発電計画を策定する際に関係のある主な用語を説明いたします。

  • (1) 理論水力:P(kW)
    流量Q(m3/s)の水が落差H(m)を落下するとき、単位時間になす仕事量
     P=9.8×Q×H   (9.8 :重力加速度(m/s2))
    理論水力は、河川法第32条の規定に基づく水利使用料(流水占用料)の算定に用いられる
  • (2) 最大出力:Pmax(kW)
    発電所で発電できる最大の出力
     Pmax=9.8×Qmax×Hemax×η
       Qmax :最大使用水量(m3/s)
       Hemax :最大出力時の有効落差(m)
       η :水車・発電機の合成効率
  • (3) 常時出力(kW)
    流れ込み式発電所:だいたいにおいて一年を通じ355 日以上発電できる出力
    貯水池式発電所 :だいたいにおいて一年を通じ365 日以上発電できる出力
  • (4) 年間可能発電電力量(kWh)
    発電計画で求められた1 年間の発電電力量
  • (5) 最大使用水量(m3/s)
    発電所で使用する最大の水量
  • (6) 常時使用水量(m3/s)
    一年間を通して常時(流れ込み式:355 日、貯水池式または調整池式:365 日)使用し得る水量
  • (7) 取水位(m)
    流れ込み式発電所:最大使用水量時における取水口前面の水面標高
    ダム式発電所またはダム水路式発電所:原則として、貯水池または調整池の常時満水位
  • (8) 放水位(m)
    下流に貯水池または調整池がない場合の放水位は、放水口における水面標高または河川水位(通常は平水位)の標高
  • (9) 総落差(m)
    取水位と放水位の高低差
  • (10) 損失落差(損失水頭)(m)
    水が流下する場合に消耗する速度水頭、 位置水頭および圧力水頭の和を高さで表したもの
  • (11) 有効落差(m)
    水車に有効に働く落差
     (有効落差)=(総落差)-(損失落差)
    ただし、衝動水車の場合の総落差は、取水位から水車軸の中心まで
  • (12) 設備利用率(%)
    年間可能発電電力量を、最大出力運転を一年間継続した時の電力量(見込み量)で除したもの
    (設備利用率)= (年間可能発電電力量) ×100%
    (最大出力)×8,760(hr)

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