近年、「DX」という言葉をよく耳にすると思います。
様々な産業において、各企業は競争力維持・強化のためにDX(デジタルトランスフォーメーション:Digital Transformation※1)を推進しております。
では、具体的に「DX」とはどういうものなのでしょうか。
経済産業省「デジタルガバナンス・コード2.0※2」によると、DXの定義は、
「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。」
とされております。
重要なことは、単にビジネスの一部をデジタルにする「デジタル化」とは異なり、デジタル技術を使ってビジネスそのものを抜本的に変革することをDX(デジタルトランスフォーメーション)と言います。
水力発電部門における主なDX事例は、以下の通りです。
「DX」以外にも「ICT」「IoT」「IT」などの似たような言葉がありますが、それぞれ意味が異なり、下図のような相関となります。
【参考文献】