新エネルギー財団

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太陽光発電システムと家庭用燃料電池を併設するとともに省エネ設備などの導入により居住段階でのエネルギー消費に伴うCO2排出量を大幅に低減する住宅を商品化し現在までに25棟を販売している。太陽光発電、燃料電池など先端技術の組合せで積極的に地球環境問題への対応に取組んでおり、今後の低コスト化と普及拡大への期待を含めてその将来性が評価された。

CO2オフ住宅は、「太陽光発電システム」＋「家庭用燃料電池」＋「省エネ」の組み合わせにより、居住段階のCO2排出量を差し引きほぼゼロを実現できることを初めて具現化した住宅商品である。太陽光発電と燃料電池を併用することで太陽電池パネルの設置面積を小さくすることができるため、一般的な規模の住宅でもCO2排出量ゼロを目指すことができる。また、快適な生活を損なうことがないため、多くの消費者に受け入れられ易いことから、汎用性の高い商品である。

			CO2オフ住宅の年間カーボンバランスの計算例


	CO2排出量差し引きゼロの考え方まずは「建物の高断熱化」や「省エネ設備」により電力消費を低減した上で、家庭内で使用する電力と熱の多くを「燃料電池」で供給し、燃料電池で消費するガスに伴うCO2排出量を「太陽光発電システム」の発電に伴う発電所のCO2削減量により相殺する。