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沿岸設置の特徴を生かし、陸側からの建設工事や管理橋を介してメインテナンスを行うなど経済性、保守性に優れた洋上風力発電であり、沿岸風力の先導的な導入事例であることが評価された。
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平成22年6月、日本で初めて完成した外海洋上風力発電所である。護岸から約50m先の洋上に、陸上から風車を建設するという世界初の方法により建設コストの低減を実現した。岸から風車までは管理橋が架けられており、陸上と同様にメンテナンスを行うことが可能である。
定格2,000kWの風車が7基稼動しており、1時間あたり最大14,000kWの電力を発電する。1年間で一般家庭約7,000世帯分の電力相当量を発電することが出来る。
当発電所では、地元日立製作所製の大型風車を初めて採用した。風車には部品が約1万点使用されていると言われており、地元における雇用創出にも期待が集まっている。
国内における洋上風力発電のポテンシャルは約16億kWあると言われており、洋上風力発電所の建設の第一歩を踏み出したことで、今後の建設が波及して進んでいくことが期待されている。 継続事業として、弊社では同じ護岸から50mの距離に、新たに8機の2,000kW級風車を建設している(平成25年3月完成予定)。更に沖合いに、5,000kW級風力発電機100基程度の大規模洋上風力発電所を建設する計画も現在進めている。
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ウィンド・パワー かみす洋上風力発電所 7号機管理橋より撮影 |
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1号機側より撮影 |
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基礎は、100tのモノパイル鋼管杭を海中に打設した。その上に風車を建設。 |
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建設中の様子。陸側からの施工にて工事を実施。 |
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連絡先
株式会社ウィンド・パワー・いばらき
〒314-0111 茨城県神栖市南浜3番地226
TEL:0299-77-8511 FAX:0299-77-8514
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