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北海道十勝において、自然エネルギーを活用し、マンゴー市場の国内生産空白期である厳冬期に出荷を目指す取組みである。
雪氷熱、温泉熱など自然のエネルギーを複合利用し、土中温度管理を実施、厳冬期のマンゴー出荷を実現している。極寒の地における新エネルギー利用の先進的な取組みとして評価された。 |
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冬期は酷寒となる北海道十勝地域で、化石燃料を全く使用せず、温泉熱、雪氷冷熱及びバイオディーゼル燃料を活用し、冬期間に亜熱帯果実マンゴー『白銀の太陽R』のハウス栽培を展開するものである。
本事業の重要ポイントは、土中に巡らせたパイプにより、花芽分化の管理期(6‐7月)は保存した雪によって植物が冬と勘違いする温度まで土を冷やし、逆に冬期は収穫期に合わせて温泉熱によって植物が夏と勘違いする温度まで土を温めるという、年間を通じて地中温度を管理するところにある。
その結果、首都圏の百貨店等へクリスマス・正月シーズンの時期に合せて出荷するなどのコントロールが可能となった。これによって、市場での希少性を高めて、農産品の高付加価値化につなげることが出来ている。さらにマンゴー以外の高付加価値果樹への応用もでき、現在、他の生産現場への技術指導、ノウハウ共有を進めている。 |
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逆転の発想で真冬にマンゴー栽培
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施設全景(夏期)
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ANA国際線機内誌(2015.01)地方から世界に発信 |
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連絡先 株式会社ノラワークスジャパン
〒080-2643 北海道帯広市西2条南10丁目2-2-7 かじのビル
TEL:(090)3117-1400
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