温泉街の復興・再生を目指して、温泉熱利用のバイナリー発電所(400kW)と砂防堰堤利用の小水力発電所(140kW)を導入し、売電収益は復興再生事業や地域振興に役立てている。 バイナリー発電と小水力発電が温泉街の主要な産業観光ツールとなっている。復興事業としては独創的であり、地域の安定した事業となっていることが評価された。 温泉街の復興・再生を目指して、温泉熱利用のバイナリー発電所 (400kW) と砂防堰堤利用の小水力発電所 (140kW) を導入し、売電収益は復興再生事業や地域振興に役立てている。 地域資源に着目し、どこにもない再生可能エネルギーによるまちづくりを目標に地域が一丸となって推進してきた。特に、温泉を活用した地熱発電事業と、砂防堰堤を活用した小水力発電事業は全国的にも事例が少なく、産業観光の主要なツールとなっている。 バイナリー発電、小水力発電とも順調に稼働しており、特にバイナリー発電では当初計画の20%を上回る約300万kWhの発電量を得ている。 バイナリー発電事業からさらなるカスケード利用で、温泉水と冷却水を使った陸上養殖に取り組み「オニテナガエビ」を養殖、釣り堀や食材として提供し、地域活性化に大きく貢献している。
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