宮古島市内の市営住宅40棟に太陽光発電設備(1,217kW)及びエコキュート(120台)を無償で設置し、電力をエコキュート及び市営住宅の共用部へ自家消費売電し、またエコキュートによる温水熱販売をおこなっている。さらに、エコキュートの稼働を最適制御するなど複合的なエネルギーサービスを行っている。また、今後は更に対象分野を広げて導入を計画している。
沖縄など全国各地の離島への先進的ビジネスモデルの展開が期待できるものとして高く評価された。
宮古島未来エネルギー(MMEC)では、2018年度の再エネサービスプロバイダ事業(RESP事業)として、宮古島市内の市営住宅40棟に、第三者所有(MMEC所有設備)で太陽光発電及びエコキュート(以下EQと称する)を設置し、PV電力でEQ及び市営住宅の共用部へ自家消費売電し、市営住宅入居者向けにEQによる温水熱販売している。その上で沖縄電力㈱へPV余剰電力売電(非FITでの相対契約)を行っている。2018年度の導入規模はPVパネル容量1,217kW、PVパワコン容量858kW、EQ120台である。
2019年度以降も、更にPV、EQ、家庭用蓄電池、EV充電器等を導入する計画であり、MMECは親会社の㈱ネクステムズと共同して、導入した全てのMMEC所有設備を常時遠隔から監視制御して、沖縄電力㈱の協力の下、宮古島電力系統においてPVの主力電源化に取り組んでいる。
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