産業会議・委員会
Committee
太陽エネルギー委員会
太陽エネルギー委員会は、太陽の放射を直接電力などに変換する形態である太陽エネルギーの活用を普及促進するべく活動している。委員会は、学識経験者、太陽光発電事業者、電力会社、太陽光機器メーカー、調査・コンサルティング会社、建設会社、エネルギー関係団体などでメンバー構成されている。
太陽光発電は普及が比較的進んでいるが、問題も顕在化しつつある。更なる普及の取り組みとして、住宅・施設等の屋根利用の促進、分散電源としての電力市場への参画、PPAなどによる太陽光活用の促進、未利用地の活用、太陽光パネルリサイクルシステムの確立、次世代型であるペロブスカイト太陽光発電技術開発の促進、及び既存のシリコン型を含めてサプライチェーンの確立などが求められる。委員会ではこれらについて要望や政策提言を行っている。
1.委員会構成
- 委員長: 植田 譲 東京理科大学 工学部 電気工学科 教授
- 委員数: 14名 他にオブザーバー2名
- 令和8年度委員会名簿(賛助会員専用)
2.令和7年度 活動実績
令和7年度の太陽エネルギー委員会は、太陽光発電普及拡大に向けた検討を進め、年度末までに「太陽エネルギーの普及促進に関する提言」取りまとめた。委員会は4回、幹事会は5回開催して審議を重ねた。また、8月27日~28日には委員会会合を兼ねて長崎にて現地調査を実施した。
(1) 太陽エネルギーに関する提言の取りまとめ
コーポレートPPA/アグリゲーター、次世代型太陽電池、リサイクルをキーワードに、オフサイトコーポレートPPAの事業性評価に関する調査・検討の委託、会員企業へのヒアリング、現地調査などをふまえ、太陽光発電普及拡大に向けた検討を行い、3月までに、「太陽エネルギーの普及促進に関する提言」を取りまとめた。項目は次の通り。
提言1:コーポレートPPA推進等を通じた再エネ発電事業の包括的支援
提言2:FIP制度の改善
提言3:アグリゲーター、バーチャルPPA推進による再エネ発電事業の拡大
提言4:再資源化費用の低減と高度リサイクル事業の活性化
提言5:太陽光パネルのサーキュラーエコノミーシステムの構築
(2) 現地調査
日程:2025年8月27日~28日(委員会会合を兼ねて)ヒアリング:長崎県における取り組みについて、
調査先:長崎県庁(長崎県の再生エネルギーへの取り組み)、
九電みらいエナジー株式会社(大村メガソーラー発電所見学、同社取り組み紹介)
株式会社チョープロ(Sol de 大村 箕島見学、同社取り組み紹介 など

(3) オフサイトコーポレートPPA事業性評価に関する調査・検討の委託
数値シミュレーションも含めたオフサイトコーポレートPPAの事業性評価、事業発展のための条件・支援策の調査・検討を委託し、調査結果を委員会で議論した。期間:2025年4月7日~9月26日
委託先:一般財団法人 エネルギー総合工学研究所
3.令和8年度 活動方針
令和8年度委員会活動キーワード:「次世代型太陽電池」「導入再加速」「持続的主力電源化」「リサイクル・循環経済」
令和8年度は、コーポレートPPA、アグリゲーター、太陽光パネルのリサイクル推進など、令和7年度にとりまとめた提言をフォローするとともに、実際の普及状況を確認しながら、提言を策定する。
今後推進させるべき、①次世代型太陽電池、②導入再加速、③持続的主力電源化、④リサイクル・循環経済をキーワードに太陽エネルギー普及促進について検討を行い、提言への取り込みを図る。
4.令和8年度年間スケジュール
令和8年度年間スケジュール(賛助会員専用)5.令和8年度 活動状況
(1) 資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 新エネルギー課への提言
令和8年5月8日(金)に省エネルギー・新エネルギー部 新エネルギー課 野田課長補佐に「太陽エネルギーの普及促進に関する提言」の意見具申を行った。