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「令和7年度(2025年度)第1回(通算134回)中小水力発電技術に関する実務研修会」開催のお知らせ

 

 当財団では、中小水力発電開発促進事業の一環として、水力発電実務担当者(技術者)を対象とした研修会を企画実施しております。
 この度、令和7年度第1回(通算第134回)の研修会を下記要領にて開催いたしますので、ご案内申し上げます。
 関係各位多数ご参加下さいますようよろしくお願い申し上げます。
 

日時


令和7年(2025年) 7月17日(木)13:20~17:00
                                                     18日(金) 9:20~14:10

 

場所


「としま区民センター」 8階 多目的ホール
〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-20-10
電話 03-6912-7900
(案内図参照)

【JR他 各線】
「池袋駅」(東口)より徒歩7分 (地下通路㉜出口が便利です)

◎羽田空港より(例)
 羽田空港 →(東京モノレール 14分)→
 浜松町 → (山手線外回り 31分)→ 池袋

 




 

定員

 
 120名程度(申込先着順)

 

参加費用

 
 賛助会員 34,100円(消費税込み)、一般 39,600円(消費税込み)

 

研修概要

主テーマ:水力発電所の計画及び建設
開催日:令和7年7月17日(木)~18日(金)
 

 令和7年7月17日(木)  
時間 テーマ・講師  
13:00

受付開始

 

 
13:20

開会

(一財)新エネルギー財団

開会挨拶、プログラムの紹介ほか
13:30~14:30 ①長期脱炭素電源オークションの概要について

電力広域的運営推進機関
 需給計画部 容量市場センター
  マネージャー 横谷 亮
  長期脱炭素電源オークションは、脱炭素電源への新規投資を促進することを目的に、容量市場の一部として導入され、2023 年度に初回オークションを実施、その結果も踏まえ制度の見直しが行われ、2024 年度には第2回オークションを実施している。本制度は、電源の固定費回収の予見可能性を付与するものであり、落札電源はkW 価値に対して長期的な収入が得られる。一方、実際に稼働することで得られた他市場からの収益は事後的に約9割を還付するといった特徴がある。
 本講義では、本制度の仕組みやオークション結果などについて紹介する。
14:45~15:45

②海外製小水力機器の国内導入実績と留意点
 

日本小水力発電株式会社
  常務取締役 三輪 真司

 ヨーロッパでは、中小水力発電の長い歴史を経て蓄積された技術と最新技術の融合が図られ、また多くの機器メーカーが存在することにより、競争力のある機器が製作されている。このような状況の下、日本国内の小水力発電においても、海外製の機器の利用が広まっている。一方で、海外製品ということで、トラブルや保守対応についての不安の声を聞くことも多い。
 本講義では、日本小水力発電の約 20 年の海外機器の導入・保守の実績から、海外製機器を継続して運用していく上でのポイントを紹介する。
【電気が主の講義になります】
16:00~17:00 ③SaaS 型水力運転監視制御システムの提供について

東京電力リニューアブルパワー株式会社
 技術・業務革新推進室
 IT・OTシステムグループ
  グループマネージャー 神通川 誠
 東京電力リニューアブルパワーでは、発電事業者として長年培ってきたノウハウを織り込んだシステム設計をもとに、社内で既に運用している水力運転監視制御システムを提供することで、ユーザーがシステムを保有する従来型の運用と比べて安価なサービスを可能とした。
 本講義では、SaaS 型水力運転監視制御システムの提供に加えて、現在、社内にて推進しているDX・カイゼンの知見・ノウハウも活用し、公営電気事業者等の水力業務の効率化・高度化への貢献の可能性について紹介する。
【電気が主の講義になります】
 
 令和7年7月 18日(金)  
時間 テーマ・講師  
9:20~10:30

④請戸川水力発電所新設工事の計画、設計、施工内容
~既設農業用ダム放流設備を活用した水力開発~


東京発電株式会社 
 電力開発部 水力推進グループ
  篠﨑 隆男 

 

 東京発電は、福島県浪江町の既設農業用「大柿ダム」の未利用エネルギーを有効活用した請戸川水力発電所新設計画に参画した。本工事はSPCによる実施であり、これに水力発電の経験やノウハウを活かし最大限の関与をしてきた。
 本講義では、既設ダムの放流設備に極力影響を与えないことを前提とした、水力発電所新設工事の計画、設計及び施工の実施内容について紹介する。
【電気・土木の割合が等しい講義になります】
10:45~11:45 ⑤PFIコンセッション方式を導入した発電所の再整備・運営
~民間ノウハウを導入した低コスト、短工期での再整備の実現~


鳥取県企業局 工務課
  課長補佐 田中 誠
M&C鳥取水力発電株式会社(運営権者)
  事業統括責任者 渡部 昭心
 鳥取県企業局では、1950 年代後半から 1960 年代後半にかけて整備された水力発電所の再整備について、PFIコンセッション方式を全国で初めて導入して実施した。
 本講義では、PFI方式を導入した経緯、公募の過程、事業者側でのコンソーシアム形成から現地調査、計画、地元調整、設計、建設工事、運開まで、地域と協働で進めてきた経過報告、再整備全般で苦労した点などを中心に、地域共生業務など「地域連携型水力発電所」の取組みについて紹介する。
【電気・土木の割合が等しい講義になります】
13:00~14:10 ⑥小水力発電所の再生を通じて地域活性化を目指す民間事業者としての取組み

NiX JAPAN 株式会社
 発電事業推進室
  室長 升方 祐輔
 金沢市の奥座敷と称される湯涌温泉近くに位置し、旧白雲楼ホテルの自家用水力発電所として1939 年(昭和14 年)頃から稼働していた旧白雲楼河内発電所は、1998 年(平成 10 年)の運転停止後も発電施設がそのまま残されていた。NiX JAPAN では、2014 年(平成 26 年)6 月に地元関係者からの要望を受け、現存する発電施設の有効活用を通じて地域活性化を図るため、旧発電所の再生事業に着手した。
 本講義では、調査・設計・施工管理・運営を一貫して実施する発電事業者として、事業過程のリスクや課題、課題への対応、地域活性化の取組みについて紹介する。
【土木の割合が大きい講義になります】
14:00

閉会

 (一財)新エネルギー財団

 
*テーマ、講師及び内容等が変更される場合がありますので、あらかじめご了承下さい。

 

申込期限


令和7年7月9日(水)

 

申込方法等

 
  1.  下の「参加申込」ボタンから表示される参加申込フォームに必要事項を入力してお申込み下さい。
    お申込後、受付メールを返信しますので、確認をお願いします。
    受付メールが届かない場合、あるいは参加申込フォームからのお申込みができない方は、「お申込み、お問合せ先」までご連絡下さい。
  2.  お申込者数が定員に達しますと、受付を締切らせて頂きます。あらかじめご了承下さい。
    なお、その際は、当財団からご連絡いたします。
  3.  お申込受付後、参加申込フォームに記載のメールアドレスへ請求書を送付します(郵送を希望される場合はお申出下さい)。
    参加費は、請求書記載の金融機関へお振込み下さい。
    なお、振込手数料は、お申込者負担とさせて頂きます。
  4.  お申込受付後にキャンセルまたは受講者変更となる場合は至急ご連絡下さい。
    キャンセルのご連絡を頂いた方には、テキスト代、テキスト送料、振込手数料等を頂く場合がございます。
    また、研修会当日にご連絡なく欠席された方には、参加費の返金はできませんので、ご了承下さい。
  5.  受講者には研修会当日の受付時に受講証明書をお渡しします。
    必要により、CPD記録(教育形態「講習会等への参加(認定プログラム以外)」「自己学習」など)等でご使用下さい。
  6.  講義中にパソコン等を利用される際は、タイピング音が他の受講者の迷惑にならないようご注意下さい。
    なお、会場の各席には電源がございません。
  7.  研修会当日(2日間)の昼食は、近傍の食堂利用を推奨しますが、館内での食事も可能です。
    注意事項としては衛生環境に配慮すること、また床が板材となっているため飲み物等をこぼすことのないようにご注意下さい。
    (万が一、こぼしてもすぐに拭き取れるように布巾等をご準備いただけると安心です)
  8.  今回、受講申込みされた方は、過去の実務研修会テキストを割安で購入することができます。
    詳しくは「実務研修会テキスト バックナンバー販売について」をご覧ください。
  9.  研修会当日の参加が難しい方は、研修会の1か月後を目途に、研修会講義を記録した動画の有償配布を開始しますのでご検討下さい。
    詳しくは、「実務研修会 動画の有償配布について」をご覧下さい。
 

中小水力発電技術に関する実務研修会のご案内(PDF形式:618KB)

参加申込フォームの入力例(1名の参加者を1請求書で処理する場合)

参加申込フォームの入力例(複数名の参加者を1請求書で処理する場合)

 

参加申込



 

テキスト頒布について

テキストのみの頒布を希望される方は、以下の方法でお申込み下さい。

  1.  頒布価格:賛助会員 6,600円、一般 7,700円(消費税込み・送料別)
  2.  申込期限:令和7年7月9日(水)
  3.  申込方法:
  • 下の「テキスト頒布申込」ボタンから表示されるテキスト頒布申込フォームに必要事項を入力してお申込み下さい。
    お申込後、受付メールを返信しますので、確認をお願いします。
    受付メールが届かない場合、あるいはテキスト頒布申込フォームからのお申込みができない方は、「お申込み、お問合せ先」までご連絡下さい。
  • お申込受付後、テキスト頒布申込フォームに記載のメールアドレスへ請求書を送付します(郵送を希望される場合はお申出下さい)。
    頒布費用は、請求書記載の金融機関へお振込み下さい。
    なお、振込手数料は、お申込者負担とさせて頂きます。
 

テキスト頒布申込


実務研修会テキスト バックナンバー販売について

今回、受講申込みされた方は、過去の実務研修会テキストを割安で購入頂くことができます(定価の20%引き[賛助会員:5,280円,一般:6,160円(消費税込み・送料別)])。
購入方法は下記の2通りになります。

  (1) 参加申込みフォームからの購入
  • 購入希望者は、研修会参加申込みフォームにてお申込みの際に「バックナンバー購入希望」欄に「希望」と記載のうえ、ご希望の開催回数と部数をご記入下さい(複数購入可)。
    当財団ホームページの開催案内ページにリストを掲載しますので、リストを確認のうえお申込み下さい。
  • 数に限りがございますので、先着順とし、無くなり次第当該開催回数分の販売は終了しますのでご了承願います。
  • 研修会参加申込み受付後に、参加費とは別に請求書を送付します。
    また、ご希望頂きましたバックナンバーは、受付後に送付します。
  (2) 研修会場での購入
  • 研修会当日、参加者の皆さま向けに、「バックナンバー申込用紙」を受付付近にリストとともに準備しますので、必要事項を記入し事務局へ提出願います。 

購入用テキスト一覧(PDF形式:414KB)

 

実務研修会 動画の有償配布について

研修会の講義動画(講義時のPC画面及び講義音声、質疑応答はカット)について、有償配布します(編集の都合上、配布開始は1か月後を予定)。
購入希望者は「お申込み、お問合せ先」までご連絡下さい。

  1. 配付価格:賛助会員 34,100円、一般 39,600円(消費税込み)
  2. 配布方法:USBメモリまたはDVD(メディア代、送料は上記に含みます)
  3. 注意事項:講義によっては、講義の一部または講義そのものが配布不可となることがある事をご了承願います。


 

お申込み、お問合せ先

一般財団法人新エネルギー財団 水力地熱本部
担 当:実務研修会担当
〒161-0033 東京都新宿区下落合2-3-18 SKビルK棟4階
Tel:03-6810-0364 Fax:03-3810-0370
E-mail:hydroes@nef.or.jp