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新エネ大賞

New Energy Award

新エネルギー財団会長賞
令和元年度 新エネ大賞
新エネルギー財団会長賞【普及啓発活動部門】

愛知県における産学行政の連携による水素社会実現に向けた普及啓発活動

愛知県
令和元年度 受賞事例 新エネルギー財団会長賞

受賞のポイント

愛知県が中心となり県内の1,200以上の会員(企業、大学、自治体)が一丸となって水素エネルギー社会形成のために多様な取り組みを行っている。「愛知県水素エネルギー社会形成研究会」やFC車両メーカー、インフラ事業者等が中心となった「あいちFCV普及促進協議会」等の活動推進や、「水素ステーション」の整備、各種産業展等でのFCVやFCフォークリフトの「展示試乗会」、中部国際空港を中心とした様々な「普及啓発イベント」を実施している。

このように、水素社会実現に向けた先導的な普及啓発活動が展開されており、また他地域への波及が期待されるものとして評価された。

普及啓発活動の概要

愛知県では、2015年に「愛知県水素エネルギー社会形成研究会」を設立し、水素に関する情報共有や、水素を利活用したプロジェクトの立案・推進を図ることで、水素エネルギー社会の形成を推進している(会員数1,222人)。

また、県内全自治体・FC車両メーカー・インフラ事業者等で構成する「あいちFCV普及促進協議会」の活動を通じ、地域が一体となった水素ステーションの整備に加え、市町村が開催する各種産業展等においてFCVやFCフォークリフトの展示試乗会を通年開催し、広く県民に対する普及啓発やFCVの導入促進のための取組を実施している。

特に、中部国際空港(セントレア)を含む空港島エリアにおいて、官民が連携して水素エネルギー利活用モデルケースを形成するべく、水素ステーションなどのハード整備、燃料電池車両の導入を進めている。この取組を県内外に幅広くPRするため、空港島を中心とした普及啓発イベントを開催し、水素社会の実現に対する気運醸成に努めている。

愛知県における産学行政の連携による水素社会実現に向けた普及啓発活動

受賞者による広報活動

【連絡先】

  • 愛知県経済産業局産業部産業科学技術課
    愛知県名古屋市中区三の丸3-1-2
    TEL 052-954-6350 / FAX 052-954-6977