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新エネ大賞

New Energy Award

新エネルギー財団会長賞
令和元年度 新エネ大賞
新エネルギー財団会長賞【先進的ビジネスモデル部門】

RE100への加盟および事業所での自家消費型太陽光発電設備導入の推進

ソニー株式会社
令和元年度 受賞事例 新エネルギー財団会長賞

受賞のポイント

熊本県の半導体工場(1,240MWh/年)やタイの製造工場(2,580MWh/年)にメガソーラーを設置し、発電した電力は全量自家消費している。

また、新たな取組みとして、日本国内の物流倉庫の広い屋根面に太陽光発電設備を設置し、発電した電力は可能な限り自家消費を行い、自家消費しきれない余剰電力は、「自己託送制度」を活用し、電力会社の送電系統を通して別の工場へ託送する予定であり、電力会社との基本契約を締結したところである。

このような取組みは、社会に与える影響や波及効果が大きく、今後の広がりが期待できることが評価された。

先進的ビジネスモデルの概要

ソニーでは2018年9月のRE100加盟後、事業所での自家消費型太陽光発電設備の設置を進めている。

また、新たな試みとして、自社事業所に設置した太陽光発電のうち、消費しきれない電力(余剰電力)を自己託送制度を活用して他事業所へ託送して消費する検討をしている。

太陽光発電の自己託送に関しては、天候等によって発電量が変動するという点で同時同量の管理が難しい。今回、東京電力グループ様の協力を得ながら発電量、需要量の予測精度を高めて同時同量の管理を行うことで、太陽光発電による自己託送を実現できる見込みである。(2020年2月より稼働予定)

自家発電した電力を託送して使用することにより需要家の再生可能エネルギー導入の選択肢を広げることが期待できる。

RE100への加盟および事業所での自家消費型太陽光発電設備導入の推進

受賞者による広報活動

【連絡先】

  • ソニー株式会社 HQ総務部
    東京都港区港南1-7-1
    TEL 050-3750-6284